全国各地のおでんの思い出と金沢おでんのレシピ
どうもこんにちわ!unianikiiです。
寒い日が続くのでおでんを作ったって話なんですけど。
けっこう行き当たりばったりなのでビミョーな味付け。
でも!
菅原文太も言ってた!!
「火はごちそう!」
いやまあ、あったかいってことはそれだけでごちそうになるっていう・・・
おでんの具、何が好き?全国のおでん
私の家だけか、この地域だからか、どうも子供のころから「おでん」というものを食べたことがあまりないのです。
なので、「おでん」のイメージといえばチビ太の持ってたコレ。
ほんと、これしかイメージなくて、進学で東京に行ったときにはじめてまともに「おでん」を食べたという。
しかしこの◁〇□。
それぞれの◁〇□の種がいまいちわからん。
△は「こんにゃく」か「はんぺん」。
〇は「タマゴ」か「大根」か「がんもどき」か「つくねっぽい何か」。
□は「ちくわ」か「ちくわぶ」か「さつま揚げ」。
わからん。
赤塚不二夫に聞いてみたい。
で、東京で食べた「おでん」ですが、若かったというのもあり、当然「おでん」の味にそんなに感動することもありませんでした。
あれから何十年。
耳も舌もそれなりに肥えてきました。
食べ物の趣向もちょっと変わってきたりして。
あっさりしたのも良いかな。
そうすると、地元にも評判の「おでん」があるという風のうわさが。
金沢おでん
地元金沢の特徴的なおでんの具といえばこんなところでしょうか。
「バイ貝」は全国的なものだと思うんですけど、金沢の人は好きですね。
甘辛く煮たりして。
だから「おでん」にも入れるのかな。
他の県では入れないでしょ。
「カニ面」というのは、ズワイガニの雌(地元では香箱ガニといってる)の身を丁寧に全部取り出して、卵と一緒に甲羅に盛りつけたものです。
見た感じでわかると思いますがそうとう手間がかかってます。
「赤巻き」っていうのは「かまぼこ」のこと。
隣の富山の名産です。
あんまり全国的じゃないですね。
「車麩」も全国的なものですが「おでん」に入れるのは金沢だけではないでしょうか?
「カニ面」だけはカニが解禁になってからですが、他のものはいつでもそろいます。
関東おでん
東京にいる頃に食べたおでんは、いわゆる普通のおでん。
しょうゆ味の出汁で甘みはほとんどありません。
今コンビニで売ってるようなものでした。
「大根」、「練り物」、「こんにゃく」、「厚揚げ」、「たまご」、「とうふ」など。
「牛筋」というのも東京で初めて食べました。
トロトロしておいしかったような。
後日自分で作ってみてなかなかトロトロにならなかったことを思い出しました・・・
あと「ちくわぶ」っていうのがありまして、どうも好きになれなかった思い出があります。
好きな人にはほんとに申し訳ないのですが、生煮えの「そうめん」とか「うどん」のようなゴテッとした感じが嫌いです。
静岡おでん
これも東京にいたころ、静岡出身の友人ができまして、その地元に行く機会があったんです。
割と寒い時期で「おでん」でも食べようかってことになったんですが、出てきたモノにちょっとビックリ。
なんか粉的なものがかかってました。
あと全体的に黒い。
ど真っ黒です。
具も汁も。
でも、食べてみると色のわりに濃くない!
上にかかった魚粉、青のりがいい風味です。
特徴的な具としては「黒はんぺん」がめずらしいですね。
さつま揚げ的な練り物なんですが、好きな人にはたまらない、めっちゃサカナサカナしてる感じです。
あとは何でもかんでも串にささってる。
関西おでん
おでんて、もともと関東のこんにゃくのみそ田楽がもとになったとかならなかったとか。
今でも関西では「おでん」のことを「カントダキ」というそうですね。
「カント」=「関東」
「ダキ」=「炊き」
なんですって。
でも最近は情報や交通や流通の便が良くなって、関東、関西、あんまり違いがないような・・・
というわけで
関東 濃い色 濃い味。
関西 薄い色 薄味 ちょっと甘い。
みたいな感じじゃないでしょうか。
「そば」とか「うどん」と同じですね。
あと関西は「タコ」が入ってるイメージ。
ゆっくりことこと煮たタコは柔らかいですからね!
南国のおでん
地元が北国なんで、九州とか沖縄の暖かさにあこがれるんですが、南国の「おでん」てどんなものなんでしょう?
気ニナル。
というわけで沖縄です。
一年中温かいイメージがありますが、やっぱり冬は寒かった。
以前2月に行ったことがあって、その時は雨も降っててめっちゃ寒かった。
ダウン持ってってヨカッタ。
その前に沖縄にも普通に「おでん」あります。
思い込みと偏見でした。
ごめんなさい。
で、その時食べたおでん。
とんこつだしで、具も豚入ってる感じ。
具は大根、こんにゃく、練り物っていう一般的なもの。
他に、豚足とソーキ、菜っ葉が入っています。
豚足とソーキはトロトロ!ホロホロ!
菜っ葉はサッと出汁に潜らせた感じでシャキシャキ!!
出汁は思ったよりさっぱりしてて、ソーキそばのおつゆみたい。
あったまるーって感じではないけど、おいしかったです(笑)
というわけで思い出のおでん選手権はここまでにします。
なぜならこれからおでんを作るから・・・
おでん作るぞ
というわけでおでん作りスタート!
材料
- 大根、じゃがいもなど
- 練り物、豆腐、はんぺんなど
- ゆで卵
- ほんだし 適量
- うすくちしょうゆ
- みりん
- しお
めんつゆを使わないのがいいところ♪
めんつゆは簡単に味が決まってよいのですが、気が付くと同じ味ばかり食べてる疑惑に陥りそうなのでちょっと控えます。
今回ほんだしを使いましたが、本格的にカツオと昆布で出汁を取ってもいいし、だしパックなんか使ってもいいですよ!
作り方
- 大根は輪切りにして下茹でしておきましょう。
大根の裏に十字に隠し包丁を入れておくと早く火が通ります。
下茹では米のとぎ汁でするほうがよいのですがなければ水でかまいません。
乾物を使うときは水で戻しておきましょう。 - 土鍋に水を張りほんだしと調味料を入れて火にかけます。
沸騰したら弱火にします。 - 味のしみこみにくい物から煮ていきます。
初めは大根ですね。
トータルで1時間くらい煮るイメージで材料を入れていきます。
出来上がり30分前にじゃがいも。
出来上がり15分前に練り物やとうふ。
出来上がり5分前にはんぺん。 - 火はずっと弱火です。
こんな感じで出来上がりました。
はんぺん、えびの練り物、マッシュルーム、ごぼてん
車麩、こんにゃく、たまご、もち巾着
じゃがいも、大根、豆腐、しいたけ
色味が単調ですが、おでんというものはこういうものです(笑)
アツアツをいただきましょう!
まとめ
いろんなおでんを思い出しながら、改めておでんを作ってみました。
コツ
煮すぎないこと。
練り物は火が通りすぎるとゴムみたいに硬くなります。
だし汁が沸騰したらその後はずっと弱火。
グラグラ煮ちゃうと具材によっては煮崩れちゃいます。
コンビニのおでんは煮立ってませんよね。
最近は変わり種として、トマトやアボカドなんかを入れるそうですね。
サッと煮る感じなのかな。
その他にも全国のご当地おでんや、おでんの食べ方がいろいろありそう!
以上おでんについてでした。
ありがとうございました。
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