AMDとQualcommが提携 次世代ハイエンドSoC「Snapdragon845」

2017年12月15日

どうもこんにちわ!unianikiiです。

ノートパソコン安いなと思ったらAtomかよ・・・

という状況が変わりそうです。

Qualcommのニュースをもうちょっと。

AMDとQualcomm

Qualcommは、12月5日ハワイのマウイ島で行なわれたテクノロジイベント「Snapdragon Tech Summit」で、AMDとQualcommが提携することが発表された。

具体的には、「RYZEN Mobile」が、Always Connected PCとして使われる場合に、QualcommのSnapdragon LTEモデムをデフォにするというもの。

AMDはLTEモデムを作ってないので、他社のモデムをつかう必要があった。

MicrosoftのAlways Connected PC構想の目玉商品の一つに、Wi-Fiがなくてもインターネットの常時接続を実現するというのがあって、LTEモデムを作ってないAMDは困ってたんだろうね。

これでAMDもAlways Connected PCの規格を満たすプラットフォームをPCメーカーに提供できるようになったと。

なので「RYZEN Mobile」搭載PCでAlways Connected PCに対応するものにはSnapdragon LTEモデムが入ります。もれなく。

まだ発表もされてないけど、ASUSなんかのOEMには供給が始まっているみたい。

「RYZEN Mobile」は以前紹介したけどi7の8000番台ひっくり返すくらいのポテンシャルがあるので楽しみ。

Snapdragon 845

ニュースをもうひとつ。

Qualcommから次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 845」が発表されました。

現行ハイエンドSoC「Snapdragon 835」と10nmプロセスで製造されますが、処理速度は25%高速化していて、GPUは30%の高速化を実現しています。

CPUコアは「Kryo 385」×8

その内4つがCortex A75ベースのパフォーマンスを重視したCPUでクロック周波数は2.8GHz。

残りの4つはCortex A55ベースの効率性重視のCPUでクロック周波数は1.8GHz。

2MB L3キャッシュと3MBのシステムキャッシュを搭載。

GPUは「Adreno 630」

Snapdragon 835に組み込まれていた「Adreno 540」に比べグラフィック処理は30%、電力効率は30%向上。

ディスプレイスループットを2.5倍高速化され、リフレッシュレート120Hzで2K×2Kディスプレイを使用することも可能。

「Spectra 280」

Snapdragon 845のISPである「Spectra 280」により、4K・60fpsのHDRムービーを10ビットの色深度で撮影したり、720pのスローモーションムービーを480fpsで撮影したりすることも可能。

また、写真は毎秒60フレーム・1600万画素の大容量画像として記録することができ、即座に深度センシングなどに応用することも可能。

スポンサードリンク

 

X20 LTEモデム

セルラーモデムには理論上最大1200Mbpsのダウンロード速度を実現可能なX20 LTEモデム。

Wi-Fiは60GHzの802.11ad規格をサポート。

Hexagon 685 DSP

イメージコプロセッサとして「Hexagon 685 DSP」を使用。

Hexagon 685 DSPは前モデルのSnapdragon 835に搭載されていたHexagon 682よりも3倍高速!

スマホも速くなりそうだ!!

まとめ

というわけで「Snapdragon Tech Summit」まとめ。

  1. AMDとQualcommが提携して「RYZEN Mobile」にSnapdragon LTEモデムが組み込まれる。
  2. Snapdragon 835の後継Snapdragon 845が発表された。

ありがとうございました。