オーストラリアで安楽死が合法化。簡単自殺マシンが発表された
どうもこんにちわ!unianikiiです。
よく「死にたーい」なんて言う人がいますが、本気なのかな?
漫才のツッコミやネットの書き込みにも「死ね!」「殺す」という言葉が多いね。
本気で「殺す!」行為が社会に認められることはないだろうけど、本気で「死にたい」願いが認められる可能性はあるよね。
簡単自殺マシン「サルコ(Sarco)」
The future is in taking control over life AND death – the Sarco lets you! Your elective rational suicide/ #euthanasia is your business – no one else’s https://t.co/mfhnTsqQM5
— Philip Nitschke (@philipnitschke) 2017年12月1日
オーストラリアのビクトリア州で安楽死を合法化する法案が可決され、2019年6月から施行される予定なのだそう。
この法案で自殺するのを他人が助けることが認められることになる。
で、オーストラリアのフィリップ・ニッツチク医師は、簡単自殺マシン「サルコ」を開発した。
カプセルの中に入り、スイッチオン。
液体窒素の充填と酸素濃度の低下で1分くらいで意識がなくなるそう。
そのまま酸欠でお亡くなりです。
カプセルは棺桶に使えるのでそのままお墓ヘドーン・・・
でもこれ自殺マシンじゃなく自殺ほう助マシンかな。
死体を片付ける人手がいるし、埋葬の方法もいろいろだからね。
人それぞれな死にたい理由
死にたくなる理由は人によっていろいろあるよね。
- 人間関係
- とんでもない失敗をして他人に迷惑をかけた
- 貧困・借金
- 高齢、病気やケガで治りようがない
1の人間関係は、職場や学校でいじめられるとかの問題。
簡単に解決する話ではないと思うけど死ぬほどのことか?
勇気をもって「タスケテー」って叫んだことあるのかな。
2の問題はけっこう自分勝手な話だね。
事故を起こした。人を殺した。損害を与えた。なんてことは死んでも詫びたことにはならないと思う。
まず、償うべき。償ってから死ぬかどうか決めるべき。
3の貧困・借金は困った問題だけど、社会や行政が成熟することに期待するしかない。
生活保護や年金があるからのでしかるべき手続きで解決されるのでは?
借金は当然返すべきだけど、あまりに無理なら自己破産という手続きもできる。
ない袖は振れないからね。
1~3の理由で死ななきゃならないと思いこんじゃう人は、すごくまじめでいい人なんだろうな。
逃げてもいいのに。
4の高齢・病気やケガの問題。これが厄介。
私は死にたくなるタイプ。
例えば、もう結構な高齢で気力も体力も全然なくて、病気がちで、もらえる年金は生きるのにカツカツで、「あと5年は元気でいられるかなあ」とか思いながら生きているとしたら・・・
例えば交通事故で手と足がとれて、しかも半身不随で失明で耳も聞こえない。
でも脳は超大丈夫!って状態だったら・・・・
例えばステージ4のがんで余命3か月とかなったら・・・・
本人ばかりでなく付き添ってくれる、介護してくれる人たちに迷惑がかかるのではないか・・・
こういう場合は本人が自分の命を「どうこうする」権利があるんじゃないかな・・・
積極的安楽死を認めている国
将来、日本でも自殺とか安楽死が合法になるかもしれない。
最寄りの役所に届け出て許可をもらったら、葬儀屋で予約。
そして活躍するのが簡単自殺マシン「サルコ」。
自分の寿命を受け入れ、納得した人が家族に見守られ、カプセルに入る。
ボタンを押せば苦痛もなくあの世へ行けます。
あとは葬式、火葬、埋葬まで全自動。後片付けはロボットにおまかせ。
葬儀屋の人も罪悪感を感じなくて済みます・・・・
2017年現在、安楽死が認められている国
オーストラリア・ビクトリア州、ベルギー、カナダ、コロンビア、ルクセンブルク、オランダでは幇助自殺が合法化されている。
アメリカは州によって異なるが、死ぬ時期や方法を選ぶ権利への支持は広まりつつある。
以下は、他人による積極的安楽死を法律で認めている国や州である。
・スイス – 1942年
・アメリカ(オレゴン州) – 1994年「尊厳死法」成立
・オランダ – 2001年「安楽死法」可決。
・ベルギー – 2002年「安楽死法」可決。
・ルクセンブルク – 2008年「安楽死法」可決。
・アメリカ(ワシントン州、モンタナ州) – 2009年
・アメリカ(バーモント州) – 2013年
・アメリカ(ニューメキシコ州) – 2014年
・アメリカ(カリフォルニア州) – 2015年
・コロンビア – 2015年
・カナダ – 2016年
・オーストラリア(ビクトリア州) – 2017年
・韓国 – 2017年
まとめ
簡単自殺マシン「サルコ(Sarco)」の開発者ニッツチク医師は70歳以上の人の安楽死を認めるべきだと主張しており、幇助自殺を推進しているそうです。
長く生きると金がかかるよね
日本だけでなく世界中の国で高齢化が進んでいる。
医療が発達し、平均寿命が延びたこともあるだろう。
ただ健康寿命はあんまり延びてない。
見た目が若い60代とか70代とかいるけど、やっぱり年寄りは年寄りなの。
身体能力も、知能も徐々に低下していく。
あと何年かすると、人口の半分が70代以上という高齢化社会来るそう。
元気な人もいるけど、何年も寝たきりの状態で動くこともままならない、もしくは意識すらない状態で数年間過ごしている人も多いらしい。
なので、若い人は死ぬとか死ねとか言わない!
そのうち本当に死にたくなる瞬間が来るから!!
ありがとうございました。
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