【MWC2018】SDカードで888.5MB/s PCIe/NVMe接続の未来のストレージ
どうもこんにちわ!unianikiiです。
関東のほうは20度を超えてもう春のような!
でも風が強い。
こちらは土砂降り&暴風で外出たくない!
ああ、バルセロナ行きてぇぇぇぇ!!
Western Digital Demos SD Card with PCIe x1 Interface, 880 MB/s Read Speed
というわけでMWC2018でSDアソシエーションのブースでのウェスタンデジタルのデモです。
なななんと!
SDカードをPCIe/NVMe 接続するという荒業。
現在策定中の最新規格の「PCIe/NVMeインターフェイスを備えるSDカード」についての紹介です。
技術的なことはわかりませんが、M.2ソケットにアダプタをかましてSDカードを取り付けてデモを行っていました。
CrystalDiskMarkのベンチマークスコアはシーケンシャルの読込速度が毎秒888.8MB、書込速度が毎秒430.2MB!
シリアル接続のSSDのシーケンシャルの読込速度が毎秒500MB~、書込速度が毎秒400MB~ですからちょっと勝ってますね。
PCIe/NVMe接続のM.2SSDには負けますが、これがSDカードだと考えるとめっちゃ速いですね。
普通にSSDとしてストレスなく使えるレベルだと思います。
ウェスタンデジタルの説明によると、今回の展示はあくまでも技術アピールで、製品化などはまだ何も決まっていないとのこと。
SDアソシエーションとしても、今回のデモはあくまでも「こういうこともやれるんだぞい!」というアピールで、既に規格が策定済みの「UHS-III」を推したいとのこと。
「UHS-III」は2017年2月に開催されたCP+で発表された、624MB/sの転送速度を誇るSDカードの規格です。
今回のデモで紹介された「PCIe/NVMe SDカード」よりも遅いとはいえ、十分なアクセス速度ですよね。
インターフェイスへの対応は「UHS-III」のほうが容易とのこと。
今後は「UHS-III」SDカードスロットを搭載したマザーボードが出てくるんでしょうか。
SDカードの容量もここ最近めっちゃ増えていますので、未来のストレージとして期待大ですね。