【MWC2018】SDカードで888.5MB/s PCIe/NVMe接続の未来のストレージ

2018年6月16日

どうもこんにちわ!unianikiiです。

関東のほうは20度を超えてもう春のような!

でも風が強い。

こちらは土砂降り&暴風で外出たくない!

ああ、バルセロナ行きてぇぇぇぇ!!

Western Digital Demos SD Card with PCIe x1 Interface, 880 MB/s Read Speed

というわけでMWC2018でSDアソシエーションのブースでのウェスタンデジタルのデモです。

なななんと!

SDカードをPCIe/NVMe 接続するという荒業。

現在策定中の最新規格の「PCIe/NVMeインターフェイスを備えるSDカード」についての紹介です。

技術的なことはわかりませんが、M.2ソケットにアダプタをかましてSDカードを取り付けてデモを行っていました。

CrystalDiskMarkのベンチマークスコアはシーケンシャルの読込速度が毎秒888.8MB、書込速度が毎秒430.2MB!

シリアル接続のSSDのシーケンシャルの読込速度が毎秒500MB~、書込速度が毎秒400MB~ですからちょっと勝ってますね。

PCIe/NVMe接続のM.2SSDには負けますが、これがSDカードだと考えるとめっちゃ速いですね。

普通にSSDとしてストレスなく使えるレベルだと思います。

ウェスタンデジタルの説明によると、今回の展示はあくまでも技術アピールで、製品化などはまだ何も決まっていないとのこと。

SDアソシエーションとしても、今回のデモはあくまでも「こういうこともやれるんだぞい!」というアピールで、既に規格が策定済みの「UHS-III」を推したいとのこと。

「UHS-III」は2017年2月に開催されたCP+で発表された、624MB/sの転送速度を誇るSDカードの規格です。

今回のデモで紹介された「PCIe/NVMe SDカード」よりも遅いとはいえ、十分なアクセス速度ですよね。

インターフェイスへの対応は「UHS-III」のほうが容易とのこと。

今後は「UHS-III」SDカードスロットを搭載したマザーボードが出てくるんでしょうか。

SDカードの容量もここ最近めっちゃ増えていますので、未来のストレージとして期待大ですね。