【CES2018】AMDが発表したこと、これからのこと まとめ
どうもこんにちわ!unianikiiです。
最近グルメネタがないなと思いながら【CES2018】のことを書いています。
こちらもどうぞ。
デスクトップPC向けCPU「第2世代Ryzen」
第2世代Ryzenは12nmプロセス技術と「Zen+」マイクロアーキテクチャを採用して2018年4月リリースされる
シリーズ名は「Ryzen Desktop 2000」に。
「Ryzen 2」にはならない。
第2世代RyzenベースのRyzen ThreadripperとRyzen PROは2018年下半期に登場予定
対応チップセットは低消費電力化の進んだ400シリーズだが詳細説明なし。
「現行300シリーズチップセット+第2世代Ryzen」「新400シリーズチップセット+第1世代Ryzen」という使い方も可能。
ただし第2世代Ryzenは,X470チップセットとの組み合わせでフルポテンシャルを発揮できる。
AM4プラットフォーム向けに、すでにOSが入っているHDDを高速化する技術「FuzeDrive」の提供を発表。
インテルの「Smart Response Technology」対抗。
モバイル向けGPU「Radeon Vega Mobile」
パッケージ上でGPUとセットになるメモリはHBM2×1。
AAAタイトルを高いフレームレートでプレイ可能とされる。※AAAタイトル:大ヒットしたすごいゲーム=重めのゲーム
チップサイズが小さいことと,厚みが薄いこと,そして省電力性能に優れることが売り。
デスクトップ向け7nmプロセス採用版Radeon
2018年中にサンプル出荷開始予定。
スペックなどに関する情報は一切なし。
新世代APU
デスクトップPC向け
デスクトップPC向けRaven Ridgeは
「Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphics」
として北米時間2月12日に正式発表。
「Ryzen 5 2400G」は4コア8スレッド対応CPUと演算ユニット数11基のGPUで169ドル(税別)。
「Ryzen 3 2200G」は4コア4スレッド対応CPUと演算ユニット数8基のGPUで99ドル(税別)。
ちなみに据え置き型ゲーム機「Xbox One S」の統合するGPUコア数は11基で、これに並ぶ「Ryzen 5 2400G」はなかなかポイントが高いと思う。
Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphicsの登場に合わせて現行デスクトップCPUの価格改定を実施。
ハイエンドの値下げが目立つ。
モバイルPC向け
Ryzen Mobileに下位モデルが追加。
「Ryzen 3 2300U」は4コア4スレッド対応CPUと演算ユニット数6基のGPU。
「Ryzen 3 2200U」は2コア4スレッド対応CPUと演算ユニット数3基のGPU。
Ryzen Mobileに「PRO」が加わり2018年第2四半期中にリリースされる。
「Ryzen 7 PRO」「Ryzen 5 PRO」「Ryzen 3 PRO」の3モデル展開。
ミドルハイクラス以上のモバイルワークステーションや基幹業務向けノートPCへの搭載を想定した商用向け選別版。
プロセッサ自体の長期保証や,メモリ内容の暗号化といったハードウェアサポート機能が有効になっている。
基本仕様はRyzen Mobileと同じ。
まとめ
AMDが【CES2018】で発表したことをまとめましたが、現時点でリリースが確定している情報は
- デスクトップPC向け第2世代Ryzenが2018年4月にリリース
- デスクトップPC向けRaven Ridgeは「Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphics」として北米時間2月12日に正式発表
- 現行デスクトップCPUの価格改定を実施
- Ryzen Mobile下位モデルと「PRO」が追加
となります。
2018年もAMDにはいい意味でPC業界をひっかき回してもらいたいものです。
参考:4Gamer.net
ありがとうございました。