【Pinnacle Ridge】AMD Ryzen 5 2600はRyzen 5 1600の15%増し!?

2018年6月16日

どうもこんにちわ!unianikiiです。

AMD Ryzen 5 2600」のスペックがリークされましたね。

AMD Ryzen 5 2600

参照:

AMD Ryzen 5 2600 「Pinnacle Ridge」がGeekbenchで登場 – より速いクロックスピードでより速いシングルおよびマルチコアのスコアを実現

このプロセッサの最新リストはGeekbenchデータベースにあります

Ryzen 5 2600は、今後発売予定のAMD Ryzen 2ファミリの一部であり、かつてSANDRAデータベースに出たことがありました。

「Ryzen 5 2600」のコードネームは「AMD Ryzen:ZD2600BBM68AF_38 / 34_Y」で、6コア/12スレッドの「Ryzen 5 1600(第1世代のRyzen)」を置き換える第2世代Ryzenプロセッサです。

「Ryzen 5 2600」のクロック周波数はベースが3.4GHz、ブーストが3.8GHz。

キャッシュは「16MBのL3」と「3MBのL2」。

TDPは65Wになります。

AMD Ryzen 5 2600仕様

CPU名 AMD Ryzen 5 1600 AMD Ryzen 5 2600
CPUファミリ Ryzen1 Ryzen2
CPU uArch 14nmのZen 12nmのZen +
CPUコア 6 6
CPUスレッド 12 12
ベースクロック 3.2GHz 3,4 GHz
ブーストクロック 3.6 GHz 3.8 GHz
合計キャッシュ 19 MB(L2 + L3) 19 MB(L2 + L3)
TDP 65W 65W
発売日 2017年4月 2018年4月

ほとんどの仕様は前世代のRyzen 5チップと同じですが、プロセスルールが12nmになって、周波数が「AMD Ryzen 5 1600」と比較して「AMD Ryzen 5 2600」はベース・ブーストともに200MHzアップしました。

ベースクロックは6.25%のアップ、ブーストクロックは5.56%のアップ。

「AMD Ryzen 5 2600」はGeekbenchのベンチマークで、シングルコア4269ポイント、マルチコア20102ポイントでした。

同じベンチマークでの「Ryzen 5 1600」のシングルスレッドスコアの約14.5%増しです。

ベンチマークはエンジニアリングサンプルで行われたようで、4月に発売される最終モデルではもうちょっと性能がアップするかもwww。

「Pinnacle Ridge」はAMDのロードマップ的には「ZEN+」と言われるものです。

プロセスルールは12nmで、「ZEN2(7nmプロセスルール)」が出るまでのつなぎ的な位置、インテルでいうところの「リフレッシュ」みたいなものでしょうか。

何と言ってもほんの1年前までマニアにしか需要がなかったAMDのCPUが、こんな短期間でインテルと渡り合える様になったことがスゴイ!!

インテルの技術もすごいですが、AMDは宇宙人と取引したかのようなスピードで発展していますね。