【未来テクノロジー】透明アンテナ搭載ディスプレイ シャープが開発 電子決済がもっと広まるかも
どうもこんにちわ!unianikiiです。
コンビニなどのお店でよく見かける「NFC読み取り機」。
「楽天Edy」などの電子マネー決済を利用する時に使うアレです。
その「NFC読み取り機」に新しい流れが来そうです。
透明NFCアンテナ内蔵ディスプレイ
シャープは、SuicaなどのNFCカードを読み取れるディスプレイを開発しました。表示性能を損なうことなく、画面の全領域で読み取りが可能。2019年より量産開始を目指します。
参照:https://japanese.engadget.com/2018/04/04/suica-nfc-19/
「Suica」や「Edy」を使うときにはカード情報を読み取る「NFC読み取り機」が必要なわけなんですが、そのアンテナ技術がディスプレイに内蔵されたという話です。
今まではレジ横に置かれている「NFC読み取り機」にカードやスマホをかざして「ピッ」ってやってたんですが、それをメニューなどが表示されているディスプレイにかざして直接商品を指定できるようにもなるわけです。
今までの「NFC読み取り機」でも「全然問題ないよ」って思っているのは私たち消費者だけ。
お店的にはレジ横には「NFC読み取り機」を置くよりも、「一口ようかん」みたいなお客の購買欲をくすぐる商品を置きたいわけです。
今でもたばことかお酒を買うときにディスプレイのボタンをタッチしますが、ディスプレイにアンテナが内蔵されていれば「NFC読み取り機」は必要ないわけですね。
今回発表された「シャープ」の「透明NFCアンテナ内蔵ディスプレイ」は、タッチパネル技術を応用した「透明NFCアンテナ」を画面に配置することで、「NFC読み取り機」との一体化を実現したものです。
画面上のどこでもNFCを読み取れる「ポジションフリー」で、応答速度は1秒以下。
通信に関しても「Felica」の基準である「2.5cm以上離れても通信できる」を満たしていて、複数のNFCカードを読み取れる複数同時検出にも対応します。
色々な用途が想像できますが、手っ取り早いのは自動販売機かなー。
大型ディスプレイの自動販売機に表示されている商品にカードやスマホをかざしてすぐ決済できる感じですね。
あとはマクドナルドみたいなファーストフード、フードコートや社食みたいな前払い形態のお店なんかに普及しそう。
日本も中国のように「現金持たない派」が増えるかもしてませんね。
この技術はゲームにも利用することが考えられているそうで、「透明NFCアンテナ内蔵ディスプレイ」でテーブルを作ってNFC内蔵のトランプを使えばディーラーが必要なくなるかもしれません。
麻雀とかもできそう。
東京カジノ構想にも導入されるかも。
IT化が進むことでなくなる職業がまた増えそうですwww。
参照:http://www.sharp.co.jp/corporate/news/180405-a.html