どうもこんにちわ!unianikiiです。
サンフランシスコで開催されている「Game Developers Conference 2018(GDC 2018)」で、前々から噂されていた「Atari」の新作ゲーム機が発表されました。
「Atari VCS」
流出していた写真をみて「なんか一昔前のエアコンみたいだな~特に木目調なところ」とか思っていたんですが、どうやらこれが最終形態のようですね。
いわゆるテレビゲームとしてAtariが「Atari 2600」をリリースしたのが1973年。
まだファミコンとかないどころか、ゲームウォッチもない頃です。
その後エポック社の「カセットビジョン」なんかが出てきてゲーセンじゃなく家でテレビゲームをやるようになりました。
「Atari2600」は当初,「Atari Video Computer System」と名乗っていました。
頭文字を取ると「Atari Video Computer System」。
「おお!Atari VCSやんけ!」
ってなりがちですが、そこはそれ、もう50年近くたっているんです。
テクノロジーの進化が止まらない。
「Atari2600」がテレビにつなげて「ピンポン」みたいな簡単なゲームしかできなかったのに対し、「Atari VCS」はいわゆる「セットトップボックス」みたいですね。
ゲームができるだけでなく、音楽やビデオも楽しめます。
「Atari VCS」のスペック
- APU:AMD A-Series 「A10」クラス
- OS:Linuxベースとなる独自のもの
- インターフェース:HDMI Type A×1、USB Type-A×4、有線LAN、microSDカードリーダー
- 付属品:「Classic Joystick」
メインメモリやストレージは未定とのこと。
付属するのは上の写真右側のジョイスティックのみで、XBOXコントローラ風のやつはつかないみたいですね。
現代のユーザーにジョイスティックが使いこなせるか見ものですがwww。
現在価格は未定のようですが249ドルから299ドルを予定しているようです。
APUに「Ryzen2000Gシリーズ」を持ってこなかったのはコストを考えてのことか、時期的なものなのか。
どっちにしろAPUが「A10」クラスでは最新の3Dゲームに対応するのは難しい感じがします。
別にGPUを積んでれば話が変わってきますが、コスト的にナイ感じがします。
それでもプレステやニンテンドースイッチ、XBOXと渡り合うからには何らかの手を打ってくることでしょう。
また、サードパーティー製のゲームに関してもほぼわからない状態で、現状ではほぼないのではないかとのうわさ。
標準でAtariのクラッシックタイトルが何本かバンドルされるようですが。
一周回ったとしても現代のユーザーに50年近く前のゲームタイトルがウケるかというと、そんなはずはないのでけっこう厳しいですね。
というわけで「Atari VCS」に過度な期待をするのは無理なようですね。
ゲームもできる「セットトップボックス」という認識で良いんじゃないでしょうか。
まあ、日本に投入されるか未定なんですけど。
参照:4Gamer.net