【怖い話】ばあちゃん家付近で起きた事件
俺の親自体そんなに帰省したがるタイプの人間じゃなかったから、俺がばあちゃんとあったのは五、六年ぶり位だった。
ばあちゃん家付近で起きた事件
ばあちゃん「そうだねえ、昔はもっと人が多かったんだけど、そんなことより晩御飯の用意手伝ってくれるかい?」
俺「りょ、」
そんな感じのやりとりをして、ばあちゃん家生活一日目は終わった。空いていた部屋に布団をひいて寝たんだが、田舎ってっこともあって静かなのかなって思ったけど、意外と虫やらなんやらの音で夜は都会よりいい意味で賑やかだった。
俺は朝食の準備の音で目が覚めた。早めに朝食を済ませた俺は、元々自転車に乗るのが好きなこともあって、おじちゃん(ばあちゃんと暮らしてる俺の親の弟)の自転車を借りて山道をサイクリングすることにした。
ばあちゃんや親にサイクリングするって言ったら危ないだのどうのって言ってきそうだったから、仲のいいおじちゃんにだけそのことを伝え、サイクリングへ向かった。
俺は神社とも出会えて大変に気分が良く、最高潮だったため、普段なら自分から話しかけないだろうが山道の脇にあった民家の人にあの神社について訪ねようと思った。
うちもそういうのめちゃ好き、古びた神社とか好き
俺「ピンポーン、」
民家の方「はーい。どちら様?」
俺「こんにちは。あそこにある神社に足を運んだのですが、詳しいことを知りたくて。」
民家の方は俺をわざわざ家に入れてくれた。民家の方は1人を生活してらっしゃる60代くらいの方だった。とういかマジで優しい人だった。
民家の方「あら、軽く掃除までしてきたの?あそこの神社ねえ、」
俺「すみません、急に押しかけてしまって。」
民家の方「いいのよ。でも、ごめんなさいね。私あまり詳しくなくて、私もこの家に住んでいた母が入院することになって、家の掃除をしに最近ここに戻ってきたばかりなの。お隣さんはよくあそこの神社を掃除していたのだけれど、」
俺「大変な時にすみません。」
民家の方「いいのよ気にしないで。ひと段落着いたところだし。」
俺「そうなんですね。ところで隣の方って今空き家の、」
民家の方「そうそう、でも昔放火されたこともあって今は息子さん夫婦と暮らしてるみたい。」
俺「放火?」
俺「そんなことが、それでその放火犯は捕まったんですか?」
民家の方「いいえ、見つかってないわ。ここらには防犯カメラもないしね。でも犯人はだいたい検討が着くけどね。」
俺は民家の方に別れを告げ、お隣さんが住んでいたであろう空き家を覗いてみると、そこには確かに半分焦げた倉庫らしきものがあった
ばあちゃん「おかえり、どこいってたんだい?」
俺「散歩して来た。」
ばあちゃん「そうかい。田舎だから何も無いだろう?笑」
俺「ばあちゃん、俺さっき山道を通ったんだけど。その時にそこの民家で放火があったことを聞いたんだ。それって本当なの?」
俺の親「本当だよ。ここ数年帰省しなかったのもあんたをその放火犯に会わせたくなかったからよ。」
俺「マジで?帰省めんどかったんじゃなくて?というか、やっぱり犯人捕まってないんだ。」
俺の親「でも、誰が放火したかは噂で広まるし、人が少ない街で放火があったらあそこの家の子かなってみんな疑うのよ。それに放火だけじゃない。ここの街は田舎だから鍵をかけない家が多い、だから家に忍び込んで金を盗む人もいるの。」
俺「あそこの家の子?もしかして放火したのって子供?」
俺の親「ええ。しかも放火したのも金を盗むのも同一人物よ。」
俺「いや待って。だからそれやったの子供?それならまじでやばくね?」
ばあちゃん「あんたと同じ年の近所の女の子だよ。」
俺「え?もしかしてその子マッドサイエンティスト?」
マッドサイエンティストって狂った科学者って意味なの解って書いてる?
何が科学者だと思ったの?
言葉の意味がそれてるのはわかってるんですけど、癖でサイコパス的な人のことをマッドって言っちゃうんですよね。特に科学者がどうのっていう深い意味はありません。
まず、その子自体が問題児らしく、人をよく殴って周りの人達から浮いていたらしい。そして、街で家から現金が消える騒動の時に、人の家からその子が出てくる様子を目撃している人が何人かいるらしく、その騒動中にその子は近所の駄菓子屋でお菓子を爆買いしていたらしい。子供の小遣いで買えないほど莫大な量のお菓子を。その子が放火の犯人疑惑の理由を聞いたら、放火が起きる直前にその子が雑貨店でライターを買い、放火が起こる家の方向に向かっていたからだそう。正直嘘か誠かって感じの曖昧な証拠だけど、その曖昧な証拠が3つも4つもあれば、犯人って言われてもおかしくないと思う。俺はその子の家の近くに行っては行けないと親から警告された。その子って言うより同じ年だから彼女って言った方が正しいか、
俺の親「仕方ないでしょ。絶対にその子の家の近くには行っちゃいけないからね。」
俺「でもさ、俺だって一応男だよ?ガタイもいいほうだし、」
俺の親「だったらあんたは包丁を投げつけられてもガタイの良さで回避できるの?」
俺「無理でしょ、なんでそんな屁理屈言うの?」
俺の親「その子が近所のお年寄りに包丁投げつけたのよ。」
俺「なんかさ、もう意味わからんのだけど?」
俺の親「言葉の通りよ。腹立つからって理由でその子は包丁を投げたの。幸い投げつけられた人は包丁の柄に当たっただけですんだわ。第一、放火や窃盗も1度や2度の事じゃないしね。」
俺「幸いって、刃先が刺さってたら死んでるじゃん。うわぁー、その子マッドって言うよりマッドサイコ」
なんでそのマッドサイコが捕まらないか気になったんだけど、証拠が不十分で子供だから、そして誰も被害届を出してないからってのが理由らしい。本当に被害届出せよって本気で思った。しかも、放火をマッドサイコがしたのは五年前、俺が今17歳でマッドサイコが俺と同じ年って考えたらマッドサイコが放火したのは12歳ってことになる。そんなやばいやつだけど、今は大人しく普通の高校生をしているみたいだ。本当に意味がわからん。なんで普通の高校生活送れるん?
俺はどうしても好奇心に勝てずにばあちゃんにそいつの名前を聞いた。何故かって言われたら、そのマッドサイコを一目見たいって思ってしまったから。もちろんばあちゃんには近ずかないように名前を知っておきたいって建前で名前を聞いた。そのマッドサイコの名前は田中絵里(さすがに名前は載せれないので全くの偽名です)。昼食を食べたら田中絵里の家を探そう。
うちの姉の友達の名前なんだが
俺「おじちゃん、田中絵里ってひとしってる?」
おじちゃん「知ってるよそりゃー、で、その田中絵里ちゃんがどうした?」
俺「俺、その子に会いたくってさ。その子の家の場所教えてくれない?」
おじちゃん「別に教えてやってもいいが、お前もしかして絵里ちゃんを探すため自転車を2時間漕ぎ続けたのか?」
俺「そういう言い方やめてくれよ。興味本位なだけ。」
おじちゃん「まあ、それはいいとして。お前気おつけろよ、絵里ちゃんは今は大人しいが、昔はやばかったんだから。」
俺「気おつけるよ。教えてくれてありがとう。」
「まさか、昨日神社について聞こうと訪ねようとして留守だった家が田中家だったとは。ばあちゃん、自転車で30分かかる距離は近所って言わんよ。」
俺は独り言を呟きながら田中家のインターホンを鳴らす。ピンポーン、俺と同じ年の田中絵里はきっと俺と同じ春休み中だ。きっと家にいるはず。やばい、心臓がバクバクする。大丈夫か俺?
?「はーい、今出ます。」
女性の声が聞こえた。いや違う、女性の声と言うより女の子の声だ。もしかしてこの声の持ち主が田中絵里なのか?ああ、俺は本当に田中絵里にあってしまう。
ガチャ
絵里?「はーい、ん?えっと、どちら様ですか?」
ああ、そうか。この女の子が田中絵里なのか。
んなわけないよな、どう見ても小学生。
俺「こんにちは。君の家の近所のばあちゃん家で少しの間住むことになったんだけど、ばあちゃんから俺と同じ年の女の子がいるって聞いてね。挨拶しようと思って、田中絵里さんって知ってる?」
絵里の妹「ああ!お姉ちゃんのですか?!お姉ちゃん彼氏いたんだ、」
俺「違うよ笑、挨拶しようってだけ。俺自体君のお姉さんにあってもいないから笑」
田中絵里の妹はとても可愛らしく人懐っこい感じの子だった。とてもマッドサイコの妹とは思えない。
俺「あ、えっと。それで今お姉さん家にいるかな?」
妹「いるよ!お母さんたちは買い物行っちゃったけど、お姉ちゃーーーん!!彼氏が来たよ!!!」ダダダダdadada
この子、色んな意味ですごいな。
彼氏wwwwww
田中絵里「はーい、こんにちは。妹から聞きました。同じ年だって、ここ本当に過疎化が進んじゃってもうここも町っていうか村ですよね笑」
俺「え?あ、はい。すみません、急に押しかけてしまって、失礼します。」
絵里「私、春休み暇で仕方ないんで良かったら遊ばない?」
俺「え、あの。それはさすがに急に悪いですって、」
絵里「いいからいいから、明日の2時にまたここに来てよ街案内してあげるから笑」
絵里「そんなの大丈夫ですよぉ笑私春休み中ずっと家にいて暇で暇で、なので遊びましょうよ。」
俺「だから、俺は予定あるので、」
絵里「妹とから聞いたよ笑。おばあちゃんの家いるって、君って加藤(適当に今考えた名前です)の家の孫でしょ?イケメンじゃん!笑。あのじじいより100倍まし笑笑、来なかったら君のこと迎えに行くから。じゃあまた明日!!!」バンッ!!
勢いよく引き戸を閉めた田中絵里は、閉める直前に投げキッスを送ってきた。「あのじじいって俺のじいちゃんのこと言ってんのかお前。人のじいちゃんになんてこと言うんだ!」
絵里「うるせえよ!!また明日ね?」
ドア越しに絵里は返してきた。
あ、言ってたんだ
俺の親「おかえり、随分遅いわね。どこ行ってたの?」
俺「そこら辺ぶらぶらしてた。」
俺の親「そんなわけないでしょ。あ!もしかして昨日の話聞いて田中さんの家に行ったりしてたいでしょうね?」
俺「違うよ、、、ほんとに。ぶらぶらしただけだから、、、、、」
俺の親「ならいいけど、ご飯作ったから早く食べちゃいなさい。」
大丈夫やでぇ~待ってるわよ
俺は一睡も出来なかった。いや、できるわけがなかった。明日あいつに会うと思うと背筋が凍ってしまうほどに、俺はあいつが心底気持ち悪かった。
朝食を食べ終え、どうしようかと悩んだ。
このまま関東に帰るか?いや、あいつは俺が逃げたと逆恨みしてばあちゃん立ちに何しでかすか分からない。じゃあ、あいつの家に迎えに行くの辞めるか?それでもやっぱりあいつは逆上する。その上ばあちゃんたちに俺が昨日田中家へ行ったのがバレてしまう。俺のこの状況は詰みとしかいいようがない。そうやって考えて俺が出した答えは、やはり田中家へ出向いてあいつに直接会う。そして、あいつに一括するという選択一択だった。それ以外は思いつかない。だが、あいつに会う前にあいつの近所の神社について教えてくださった民家の方に、あいつの情報を聞くことにした。
民家の方「あの子のこと大人しくなったって言ってる人いるけど、それはあの子の家の近くに住んでないから言えることよ。」
俺「それはどういうことでしょうか?」
民家の方「私は一週間前からこの家に帰ってきてるのだけど、毎日あの子の叫び声が聞こえるわ。」
俺「その声は絵里ちゃんの妹さんのではなくてですか?」
民家の方「ん?あの子には妹さんはいないわよ。昨日はいとこの家族が来ていたからあなたが言う妹さんは多分あの子のいとこのことよ。」
俺「いや、いとこの子は年上の絵里ちゃんにお姉ちゃんって言うのは分かりますが、絵里ちゃんは確かにその子のことを妹と言っていました。」
民家の方「、、、、、あの子はそういう子なのよ。必要のないことまで嘘をついてしまう子なのよ。」
俺「はあ、なるほど。あの、絵里ちゃん叫び声ってどんな内容なんですか?」
民家の方「私の事愛してるって言ったじゃない、きゃー大好きとかそんな感じのこと言ってるわよ、、、」
俺「、、、、、」
民家の方「あの子は本当に何をしでかすか分からない。ごめんなさい、私もあなたに警告すべきだったのかもしれないわ。もし、本当にダメだと思ったのならすぐに警察に通報した方がいいわ。」
俺「そこまでするんですか?」
民家の方「当たり前よ!あの子小学生の時に好きな男の子に振られてその子を階段から突き落として骨折させたことあるんだから。その子は当たりどころが悪かったら死んでたかもしれないわ。でも、流石にあの子も高校生になったしそんなことしないわよきっと。脅かしすぎてわね。良かったらうちで昼食食べていかない?」
絵里は今あの家で両親と3人暮らし。一人っ子らしい。
あいつの母親はあいつの自慢話を良くしているそうだ。「あの子は頭がいい、歌がすごい上手」とかそんな感じで、それ聞いてああやっぱりと納得してしまった。どうやら褒めて可愛がりすぎた結果があのサイコモンスターらしい。父親は影が薄く、あまり話したことがないそうだ。民家の方いわく、田舎は近所づきあいが深いらしいが田中家の近所づきあいは皆無に近いらしい。そりゃそうだろうな。俺は民家の方の庭の草むしりを手伝い、1時少しすぎになったくらいに民家の方の家を後にした。そして、俺は自分の安全を祈願するため、またあいつにバレないようにあの神社へ参拝しに行くことにした。
絵里「もうお、遅いよ笑。待ちくたびれて死んじゃうとこだったよ〜。この曲なんだったっけ?トトロで聞いたことある!ふーふふーんふ〜〜ん」
スマホで時刻を見ると1時少し前。俺は自分が何十分も「風の通り道」を聞いてたことに驚いた。というか、こいつ、なんて音痴なんだ。今口ずさんでるのが「風の通り道」?全然歌上手くないじゃないか。
俺「遅れてもないだろ?あと、俺はお前と遊ぶ気は無い。それを伝えるためにここにいる。」
絵里「は?なんでそんな嘘つくの?約束したじゃん!!!」
絵里は途端に顔を赤くし、叫び出した。やっぱりこいつはおかしい。
絵里「、、、、、」
「ううん!!!!うぇ〜ええーーーえーン!!!!嘘つき!!!!!!」
絵里は俺に掴みかかってきた。絵里の怒った顔はとても恐ろしく俺はサッと血の気が引いた。
絵里「なんでうそつくのよ!!!!!!」ガリガリッガリ!ガ!!
俺「痛!!!!!!何しあがんだくそ女!!!」
絵里はつけ爪で俺の左手をすごい力で掴み、そして爪を俺の腕にくい込ませた。俺はあまりの痛みに絵里を突き飛ばし木々を抜け、自転車でその場を全力逃走した。
血は出てなかったか?大丈夫だった?
「あ、これは刑事事件だ。傷害だろこれ笑?」
俺はかなり憔悴していて、そんな乾いた感想しか出てこなかった。ちなみに今でもその傷は残っています。見たい方がいて、画像の送り方を教えてくだされば送ります。ですが、閲覧注意です。
俺は逃げてからずっとあいつがばあちゃん家に来たらやべえと思っていたが、あいつは来なかった。俺は傷の手当をし、ばあちゃんたちには転んで怪我したと言ってあいつに引っかかれたことは言わなかった。
こうして俺は怯えながらも昨日寝てないこともあり、少しは眠ることが出来た。
ばあちゃん家5日目
俺はばあちゃん家と昼から街にある唯一のショッピングモールに来ていた。俺はその間もあいつの報復を恐れていたが、家族と買い物をしていると自然と気持ちも和らいだ。家に帰る途中にあいつに待ち伏せされてないか不安だったが、あいつはいなかった。そのままばあちゃん家に着き、何も起こらなくてよかったと安心したんだがそれは全くもって見当違いだった。
俺は自分の使っている部屋に戻ると、おかしなことに気がついた。布団をそのまま片さずに出かけたはずなのに、何故かって押し入れに布団が方されているのだ。ばあちゃんがやってくれたのかと思ったが、俺は寝坊してみんなが車で待機している間も部屋で出かける準備をしていたはずだ。だからやはりおかしいなと思いながら押入れの中の布団を見てみると、布団の上に手紙が乗っかっていることに気がついた。
加藤君へ
昨日は引っ掻いてごめんね。多分血が出ちゃったよね。本当にごめん。私どうしても加藤君と仲直りしたいな。怪我させちゃったお詫びに私もリ すカしました。
これからも仲良くしようね!
こんな内容のだったと思う。そしてその手紙の下の部分には血文字で「大好き」と書いてあった。
俺はもう怖いとか悲しいとか怒りとかそんなの関係なしにその手紙をすぐに庭で燃やした。そういえば、出かける時に部屋の窓、鍵かけ忘れてたな。
そして、あいつに服など盗まれてないか確認していると、持ってきていたはずの学生証がないことに気がついた。
関東に住んでる
高校2年生
部活で剣道、学校外でボクシングやってるからガタイはいい方
お父さんが沖縄の方の人だから俺自体顔は濃い方だと思う。
俺はただただぼーっとしていた。あまりにも手紙の内容が衝撃すぎて、頭が追いつかない。そして春休みはいつまでもある訳では無く、帰る日が来るわけで。そうなったら逃げられると言うとそうではない。なぜって、あいつに学生証を取られて住所と家の電話番号が知られてしまっているからだ。確実に詰んだ、終わったわ俺。そう思ってただただぼーっと、天井を見つめていた。
あーあ、好奇心旺盛なのってデメリットもあるんだな、本当にいい経験になりましたよ。俺はまたまたおじちゃんの自転車を借り、あいつの家へ向かった。もう怖いとか怒りとかないわ。ただ、学生証は返してもらって、ばあちゃんたちには危害を加えるなってことを伝えに行こう。俺はそれしか考えることが出来なかった。
俺はあいつの家に行く前にあの神社によった。俺は「あいつに命を奪われることだけは避けたいです。お願いします。」と願いを込め5円だけ賽銭した。
ピンポーン
絵里の母?「あなた誰?」ガチャ
俺「絵里ちゃんの知り合いの加藤と言います。絵里ちゃんに用事がありきました。」
絵里の母「あなたが加藤君?!いやーね。だったら最初からそう言ってよね。娘がすごいあなたのこと大好きだって最近はしゃいでたわよ。」
俺 「そうなんですか。知りませんでした。それで、絵里ちゃんは居るんですか?」
絵里の母「いるよもちろん!絵里〜!!加藤君来てるわよ〜!!!」
絵里「え!!加藤君!?」ダダダダ!!!!!!
「来てくれたの?嬉しい!!私の部屋入ってよ!!!!」
グイグイ、
俺「いや、俺はあれをただ返して欲しいから来たんだよ。持ってるんでしょ?」
絵里「あれって何?笑。加藤君のものなんてウチにはないよ?笑」
俺「嘘つくなって、学生証、取っただろ?」
絵里「じゃあ、直接私の部屋に入って探してみれば?」
俺「、、、、、、、、、、わかったよ、」
絵里「ヤッターーー!!!!!!こっちこっち!!!!」ダダダダダ!
このままある無い言い合ってても仕方がない。正直こいつの部屋に入るんだったらshiんだ方がマシだって思ったけど、ここは我慢だ俺。罠だってわかってても行くしかない。
俺も10分ほど休憩しますので、その間に質問等がある人がいれば答えます。あと、左腕の写真を送りたいので、詳しく方がいらっしゃれば教えていただけると嬉しいです。
画像送ることに成功しました。何ヶ月も前なので傷は塞がりましたが、傷跡は消える気配が全くないです。
思っていたよりしょぼかったらごめんなさい。
俺、文字打つのめっちゃ遅いんで、時間かかっちゃいますけど、日を超えるまでには終わると思います。
ゆっくりでええよ、それまで全裸待機してる
俺「俺は学生証を返して欲しいだけだ。お前が俺から盗んだな。」
絵里「そんなのいいから早くマリカしようって、私彼氏とゲームするのが夢なんだよね〜」
俺「そう。じゃあその彼氏が出来てからやれ、」
絵里「ふーん、そんなこと言っていいんだ。加藤君じゃあ1人で探せば?」
俺「最初からそのつもりだよ。」
俺はあいつをよそ目に棚や机の横の引き出しを探してみるが、なかなか見つからない。もしかしたら床に散らばってる漫画のどれかに挟んであるのかもしれないと思った俺は漫画を手に取った時、あいつのやばい母親が部屋に入ってくるなり
絵里の母親「今から買い物行ってくるから2人とも仲良くね〜。気おつけてるのよ。」ガチャン
そう言って出かけて行った。やばい、ついにこいつと2人きりになってしまった。普通娘と男を2人きりにさせるか?あのモンスターペアレントめ。
絵里「お母さん出かけちゃったね。2人っきりってことだよね?」
いちいちいわなくていいだろ。怖いわ。
俺「悪いが俺はお前と2人きりはまっぴらごめんだ。さっさと返せ。」
絵里「加藤君今1人で探すって言ったでしょ?1人で探して見つけて帰りなよ〜。」
俺「、、、、、、、、、、」
俺は学生証を探すのを再開した。
あいつは下着姿になっていた。
俺は声にならない声を発した。こいつ、まじな基地外だ。これはさすがに気味が悪すぎるだろ。あいつの左手には俺が怪我した場所と同じ箇所にカッターで切ったであろう切り傷があった。上下黒の下着を着たあいつはまるまると太っていて三段腹で、太ももは超極太ももだった。
絵里「加藤君、学生証探してるんでしょ?あれね、私が加藤君の部屋から取ったの。今どこにあると思う?」
あいつのパンツには俺の学生証が挟まっていた。
「返せ!!!!!!泥棒!!下着に戻してよ!!!!!!」
と意味のわからないことを大声で叫び出した。
すると絵里は机に置いてあったあったを握りしめ、刃をグググッと出していった。
絵里「戻さないと転すよ!!!!」
俺は 「殺してみろよ基地外。」
絵里は俺にイノシシのようにカッターを握りしめ突進してきた。俺はカッターが自分につきささる前に絵里に軽くビンタした。絵里は俺がビンタしたことに対してびっくりしたのかあっけらかんとしていた。俺はそのすきに学生証を片手に田中家から脱出した。
この時俺はボクシングをやってて本当に良かったと思った。多分やってなかったら絵里の動きに対応出来ずにマジでプスプスやられてたと思う。
俺の母さんが来客に対応したんだが、居間にまで聞こえる大きな声が家中に響き渡った。
「おい!!!!私の娘があんたのとこの息子に殴られたって言ってるんだけど!!!!!!」
この声は、あいつの母親だ。
絵里の母親「ずっス家であの子泣いてるんですよ!加藤君に殴られたって!!」
俺の親「え?どういうことですか?息子が?」
絵里の母親「そうよ!!あんたのバカ息子だよ!!!!今日家に遊びに来たと思ったら私の娘を殴った!!!!!!」
俺の親「すみません。少し息子に聞いてきますね。」
絵里の母親「もういい!!!!!!明日家族全員で家まで謝罪しに来い!!!!息子に絵里に土下座謝罪しろって伝えておきなさい!!!!!!」ガタン!!
さんざん怒鳴り散らしたあいつの母親はそのまま去って行った。
俺の親「何があったのか、正直に言いなさい。」
俺は今までのことを全て話すことにした。
俺は家族にこっぴどく叱られたあと家族会議を開くことになった。
ややこしいので今まとめると、ばあちゃん家にいたのは、俺、ばあちゃん、じいちゃん、おじちゃん、俺の母さんの5人です。
そして大まかには、
ばあちゃん→俺に絵里のことを言う
俺の母さん→ばあちゃんと同じく絵里のことを言う
2人とも絵里に近づくなと俺に警告する。
おじちゃん→俺に絵里の家を教える
じいちゃん→絵里に関してなんの助言もしてない
俺→バカ、絵里に自分から会いに行く
こんな感じです。では続き書きます。
全くその通りですw
行動力だけが
取り柄な気がしますw
おじちゃん「だって、イッチが知りたがってたからしょうがないだろ。なあ、イッチ?」
俺「そうだよ。おじちゃんは悪くない。俺が全部悪い。」
じいちゃん「お前が悪いなんてわかっってる事だ。だが、お前に助言した拓也(おじちゃんの名前適当につけました)も悪いだろうが。」
俺の母親「とりあえず、明日田中さんのお宅には謝罪しに行かない。そして警察に通報する。これでいいわね?」
ばあちゃん「今まではあまり大袈裟にもしたくないけど、孫が転されかけたらこっちも黙っちゃいられないわよ。」
俺の母親「じゃあ、明日私は警察に通報する。そしてあちらの家族とは完全に関係を絶つ、これでいいわよね?」
じいちゃん・ばあちゃん「それでいい。」
おじちゃん「じゃあ、これで決定だな。」
俺は全て話したとは言ったが、あいつが脱ぎ出したことは流石に恥ずかしくて言えなかった。
さすがにそれは言えんわなw
俺は久びさに快眠出来た。
俺は母親と一緒に街にあるたった一つの交番へ足を運んだ。
俺の母親「ということがありました。」
警察官「そうでしたか。あそこの家の絵里さんが、イッチ君にカッターで襲ってきたり爪をくい込ませて左腕に怪我をさせた、と。」
俺の母親「はい、息子は転されかけたんです。」
警察官「えーと、はいはいはい。わかりました。あの、そのことって相手の親御さんにも話されたんですか?」
俺の母親「まだ、話していません。話しても信じてはくれないだろうとは見当つきますが、」
警察官「えっとね。まず、その子の親御さんと話し合うところから始めてください。」
俺の母親「はい?」
警察官が言ったことをまとめると話し合いで解決できることは話し合いで解決しろ。証拠がない、と言われた。いや、爪で引っかかれたあのくっきり着いてるんだが。絶対あいつあのウルヴァリンつけ爪まだ持ってるだろ?その年寄りの警察官は動いてくれそうになかった。
俺「え?あと2日残ってるけど、」
俺の母親「そんなこと言ってられないわよ。あの子の親は本当にやばいわ。自分たちの非を認めようとしないタイプ。あなただけ先に帰って、私はお母さんたちとあの家族を対処するから。」
俺「じゃあ俺も残って対処するよ。もとは俺に非がある。」
俺の母親「ダメよ。今度は本当に転されちゃうかもしれないわよ?冗談抜きで、」
俺「ああ、確かにそうだね。」
俺は予定より1日早く帰ることに決まった。
そして、明日の朝ばあちゃん家を出ることになった。
あいつの母親「なんで謝りに来ないんだよ!!!!!!」
俺の母親「息子を転しかけたあんたのバカ娘はどこで何してんのよ?」
そんな討論を母親同士でくりひろげ、2時間後にようやくあいつの母親が折れて家に帰っていった。
それから次の日、俺は関東の家へ帰った。
思っていたより文を書くのが難しく、かなり苦戦してしまいました。
次回は俺が家に帰ってからの話を書きます。
2章目ってことになるんですかね?
次回は今日はもう眠いので明日の暇な時に書きます。
今日見てくださった方ありがとうございました。
コメント残してくれると幸いです。
やっと家に帰ってこれた。
俺「ただいま、ちーちゃん(飼い猫)」
俺は猫に声をかけ自室のベッドにダイブした。
ああ、いくら学生証を取り返せたからって、あいつが俺の個人情報を全部コピーして持ってたら意味ねえよな。流石にあるわけないだろうけど、俺の家に来るかもしれない、
プルプル、プルプル、、、、、
そんなことを考えていたらリビングにある家の固定電話がなり始めた。学生証には家の電話番号が書いてあった。もしかして、
俺は緊張したがらも受話器を手に取った。
俺「もしもし?加藤です。」
俺の母親「もしもし、明日家に着くからお父さんにも伝えておいて、こっちは一段落したから安心して。たくさん聞きたいことはあるだろうけど、お母さんが家に帰ってきた時に全て伝えるわ。」
俺「了解、ありがとう。気をつけて帰ってきてね。」
俺はとりあえず今のがあいつからの電話出ないことに一安心した。そうか、まだあいつは俺がこっちに帰ったことを知らないのか。
夕方に帰ってきた父と夕食を食べ、その日はそれ以上何事もなく終わった。
俺の家二日目
ニャアニャア、、、、、俺は猫と声で目覚めた。
毎朝猫が俺の事を起こしてくれる。
父さんはもう仕事へ出かけていて、家にはにこと俺だけ、母さんが帰ってくるのはあと三、四時間?くらい。憶測だが、あいつの母親と話し合いで解決なんて不可能だから警察に仲介でもしてもらったんだろう。はあ、警察の人もあいつのこと逮捕してくれればいいのにな。
俺がリビングに行きテレビを見ていると、
プルプル、プルプル
電話がなった。俺は母さんかな?と思いすぐに電話に出た。
俺「もしもし、加藤です。」
絵里「なんで勝手に帰っちゃうの?」
俺は勢いよくガチャン!!と受話器を置いた。そうした直後また電話が鳴り始める。俺は誰からの電話かなんて見当ついてるんだから着信をガン無視し、電話のコンセントを抜いた。
やばいぞ、やっぱりあいつは学生証をコピーしてたんだ。どうすんだよこれ、電話がこれじゃ使い物にならない。きっとあいつは俺が出ないからとか繋がらない関係なしに、今も電話をかけ続けてる。俺は自分のスマホで母さんに連絡した。
もう手遅れ寸前やんけ
俺「それで、さっき電話のコンセント抜いた。」
俺の母親「どうしようかしら。もう電話番号帰るしかなさそうね。」
俺「それで、俺が帰ったあとどうなったの?」
俺の母親「また、あの子の母親が怒鳴り込んできたわ。でも、その時は警察を呼んだわ。」
俺「やっぱり警察呼んだんだ。」
俺の母親「それで、警察が着いた時にあの子の母親は警察にも怒鳴り散らしたの。結局交番に連れていかれたわ。」
俺「そんなことがあったなんて。じゃあ今もあいつの母親交番にいるの?」
俺の母親「いえ、その日のうちに帰ったわ。でもその後は家に怒鳴り散らしたに来なかった。きっと警察の人に厳重注意されたのね。次やったら器物破損で逮捕とでも言われたんじゃない?」
俺「器物破損?」
俺の母親「ええ、あの子の母親、家の窓ガラスを石をなげつけて割ったのよ。」
俺「ひぇぇ、というかなんで書類送検もされないの?」
俺の母親「分からないわ。あの町の警官は適当なのかもね。正直腹が立つけど、もうあの子の母親は来なさそうだから良しとするわ。」
ようやく終わったと思ったら、2章目あるのか
子供A「あれやばくね?変質者だ!」
子供B「お化けだよ、気持ち悪い!!!!」
子供C「あそこってイッチ兄ちゃんの部屋じゃない?」
子供A「警察に通報しようよ!!!」
俺はどういうことかと思い、自分の部屋のある方を見てみると、出かける前に開けていたカーテンが閉じていて、
俺の部屋のカーテンと窓の隙間にあいつが挟まっていた。
俺は出かける時に鍵を閉め忘れることがある。そして、今日最後に家を出たのは俺。あいつが家に入れた理由はわかるが、なぜあいつがここにいるのかが分からない。学生証で住所はわかっていたのだろうが、わざわざ俺に会うためにここまで来たのだろうか?あいつはいつから家に入っていたのだろか?え、なんでそこで突っ立ってんの?頭が混乱する。
俺「君たち。あの不審者いつからいたかわかる?」
子供C「イッチ兄ちゃん、俺たちずっとあの不審者見てたんだよ?!」
俺「何分くらい前から」
子供A「5分くらい前からかな?」
俺「教えてくれてありがとう。あと、このことはあまり人に言わないで欲しいな。」
子供A「わかった!!」
この子供たちよく5分もあいつの事を見れたな。あいつは子供達が騒いでることに気づかなかったのか?
家に帰るの嫌だなと思いながら自分の部屋の窓を見返すと、あいつはいなくなっていた。いや、違う所へ移動したんだ。
書いてて思ったんだけど、なんか創作臭くなっちまう。わざわざ家に来るって、笑。俺もあの時、あいつはそこまでするのか?って唖然としたしw
もしかしたらあいつは包丁を持っているかもしれないが、その前に竹刀を降れば大丈夫だろう。本当は木刀を使いたかったが、あいつがいくら基地外だからってあまり大きな怪我をおわせたくないし(元の始まりは自分のせいだし)。
親が帰ってくるのは当分後、俺が家であいつに殺されかけても助けてくれる人はいない。警察に通報するべきだろうが、俺は大事にはしたくなかった。大事にするとめんどくさいし、
俺は家のドアを開けた。
絵里「おかえり、なんで竹刀持ってるのw?!さっきそこで子供たちと話してたね?カーテンから出てきて驚かそうって思ってたんだけど、夕食作ってあげたから食べてね!」
俺「帰れ!!!!!!!!」
絵里「はーい、今日は帰るね?でも、夕食だけは食べて欲しいな?私今学校休んでここら辺に観光来てるんだ!ホテルの近くに加藤組んの家があったから来ちゃったw」
俺「そんなの知るかよ!!!!」
絵里「もう少し居させてよ?だって今、2人きりだし、、、あと、帰る前に私の電話番号書いた紙置いていくよ!!」
俺は絵里を玄関の外まで追い出し鍵をかけた。案外あっさりと絵里は帰っていった。俺は家の隅々まで何かが仕掛けられてないか見たが、それらしきものはない。
驚いたことに、朝洗わなかった食器が洗われており、台の上には所々焦げている野菜炒めが置いてあった。そして、
口似合うと嬉しいな!
といういとことコメントが書かれた付箋があった。冷蔵庫の中身を確認すると、食材は使われておらず、どうやらあいつは自分で持ってきた食材で野菜炒めを作ったらしい。なぜ、そういうところだけ常識人なんだ。
俺は結局、親にあいつが家に忍び込んだことを言わなかった。なんかもうめんどくさかった。
そして、俺はあの野菜炒めを捨てたのだが、食材がもったいないと思い、一口だけ食べた。味は本当にただの野菜炒めって感じ。というか、あいつが作った野菜炒め食べた俺結構やばいかもw
次の日
朝、俺が起きると母さんが
俺の母親「あんた、昨日洗面所の鏡掃除してくれたの?」
俺「え?してないけど、」
俺の母親「汚れが取れて綺麗になってるわよ?そのうえ洗濯物まで畳んでくれたのかと感激しちゃったけど、お父さんがやってくれたのかしら。」
掃除したのはきっとあいつだ。俺はあいつのことがもう本当によく分からない。
食べたんかいwww
俺は1度転されかけたのにも関わらず、あいつは意外とまともなやつなんじゃないか?と思い始めていた。そんなわけないのに、なんて言うんだっけこれ?どうしようもない不良が子猫を拾う姿見て惚れるみたいなそんな効果。俺はその効果に惑わされてしまっていた。
そして俺はあいつが置いていった電話番号の書かれている紙を手に取り、あいつに電話をすることにした。
これってある意味洗脳みたいな感じだったんだよな。
あいつは意外とまともかもって、
俺「もしもし?」
絵里「え?!もしかして加藤君!!!!電話かけてくれたんだ嬉しい!!!!」
俺「俺も昨日は言いすぎたと思って、悪かった。」
絵里「そんなの全然気にしてないよ!!こっちこそごめんね?急に家に押しかけちゃって、」
俺「もうしないでくれればそれでいい。」
絵里「もう絶対しない!!加藤君が嫌がることしないよ!!」
俺「ありがとう。もう、あっちに帰ったのか?」
絵里「まだだよ!ディズニーのチケット予約してるからディズニー言ってから帰るんだ。」
俺「ランド?それともシー?」
絵里「シーだよ!めっちゃ楽しみ!!あー、でもね、お母さんと2人で行く予定だったんだけど、お母さん体調崩しちゃって行けなくなっちゃった。チケットは2枚あるんだけどな〜。あ!!そうだ加藤君、」
一緒にディズニー行こうよ?
絵里「だって、ここら辺で知り合い加藤君くらいしかいないし、私は加藤君と行きたいの!!!!」
俺「いや、俺予定あるから無理、」
絵里「なんで日付も言ってないのに無理とかいうの?!加藤君が一緒に行ってくれたらもう加藤君との今まですごした時間は思い出にしまうから!!!!」
俺はその言葉を聞いて、もう二度と合わなくて済むならと、この誘いを断れなかった。俺、結構やべぇぞ、
続き書こうと思います。確かに卒業証書だけじゃ俺が高校生って証明出来ないですが、続きを読んでくだされば幸いです。
ディズニーは次の日曜日に行くことりなり、行きは電車で、かえりは断ったんだけどあいつの母親が迎えに来ることになった。どうやらこっちでレンタカーを借りているらしい。というか、運転できるって体調崩してねぇじゃんか。
あいつとのディズニーは全く覚えていないのでディズニーエピソードは省略します。強いて言うなら、あいつとホーテッドマンションに乗った時にまたすごい力で爪をくい込ませてきたことと、見た目がまたキャバ嬢ってことくらいかな?ディズニーは仮装してる人多くてあいつは思ったよりも浮いてはいなかった。
本当の問題は、帰りにあいつの母親のレンタカーに乗った時のこと。
あいつの母親「絵里、ディズニーは楽しかった?」
絵里「うん、加藤君とのデート楽しかったw!!」
あいつの「それは良かったわね。加藤君、これからも絵里のことよろしくね。」
こいつの母親は1ヶ月前に俺のばあちゃん家で怒鳴り散らし、俺の事を「バカ息子」などと罵ってきていたというのに、何だこの代わり用は、情緒不安定か?
まあ、でもこれでやっとこいつともおさらばできる。思っていたよりはやばいやつではなかったのかな?寂しかっただけなのかも。
俺はそのまましばらく外の景色を眺めていた。あいつがなにか俺に話しかけてくるが、俺はそれを適当に返す。終始あいつの母親は笑顔だった。
そして、俺はある看板が目に止まった。
信号にかかっている看板にはそう書いてあった。
おい、なんで東京の方に来てるんだよ。そう思ったが、交通量とか考えてわざと遠回りしてるのかなと思った。でも、やっぱりおかしい俺はスマホの地図アプリを見て自分が今どこにいるのか確認した。
俺はどうやら「首都高速中央環状線」を車で走っているらしい。
やはりおかしい。だって、どうやったって千葉に戻るには使うはずのない道路なのに。
俺は恐怖で唖然とした。恐る恐る、「首都高速中央環状線」をスマホで辿っていくと、ばあちゃん家。つまり、あいつの家のある東北に向かっていることがわかった。
スキをついて逃げるしかねえ、落ち着け俺。ここで表情に出したら俺が気づいたことバレちまう。
ていうか、もし本当に俺を騙せるって思ってるんなら頭わりいよ。ディズニーからお前らの家まで、8時間以上かかるんだぞ?それとも俺のことバカにしてるんか?
俺「すみません、あとどれ位で家に着きますかね?」
あいつの母親「あー。結構混んでてね、あと7時間以上かかりそう。」
んなわけねえだろ。
俺「そうですか、わかりました。」
絵里「本当にごめんね遅くなっちゃってさ。」
俺「い、いや。別に気にしてないよ。」
あいつの母親「そうだ!加藤君喉乾いてない?私お茶持ってきたから良かったら飲んで。絵里ちゃん、加藤君にお茶渡してあげて。」
絵里を 「はい!喉乾いてるでしょ?今すぐ飲んじゃっていいよ?!」ニコニコ
そう言ってあいつは俺にペットボトルのお茶を渡してきた。蓋、開けた形跡あるんだけど。
俺「いや、俺はいいよ。喉乾いてないし、」
絵里「いいから飲んでって!!喉乾いてるよね?!」
もしかしてこいつら、俺に睡眠薬を飲ましてその間に車を走らせて俺を自分の家に連れて帰ろうとしてるんじゃ、
あいつの母親「ええ、全然構わないわよ。」
俺「ありがとうございます。」
以外にもあいつの母親は途中で「首都高速中央環状線」を抜けて近くのコンビニにすぐにおろしてくれた。
どうやら俺はまだ勘すいたことを気づかれてないらしい。時刻は22時をすぎているが都会なのか明るく、コンビニ周辺も人はちらほら歩いていた。コンビニの駐車場に車を停め、車の扉が開いた瞬間に俺はその場から全力ダッシュで逃走した。あの親子は何かを必死に叫んでいるが、俺は構わず走り続けた。
あの親子は車で追いかけたが俺は小道に入り何とか親子から逃れられた。そして俺は1番近くにあった「綾瀬駅」(だった気がする)で電車に乗り、何とか家に帰ることが出来た。
親には友達とディズニーに行くと伝え、挙句の果てにこんな目にあっているんだから。俺はまたこのことを親に言わなかった。というか、言えなかった。
本当に自業自得です。
放課後、部活を終え家に帰る途中。見覚えのある車がマンションの近くに止まっていることに気がついた。
あのレンタカー、、、、、、
俺はその車が止まっている横を通らなければ家に帰れないため、シラを切って通ろうと車の横を通過した時車の扉が開いた。
絵里「ねえ、加藤君。」
俺「、、、、、、、、、」
絵里「ごめんね。ほんとにごめんね。まえ私、加藤君の嫌がること絶対しないって言ったのに。私とディズニー行くのやだったよね?」
俺「いや、別に。」
絵里「私ね。もうすぐ家に帰らないといけないの。だから最後にまた加藤君に会おうと思って、」
俺「そうか。気おつけて帰れよ。」
絵里「もう加藤君の家に行かないし、やな事もしない。だから一つだけお願いを聞いて。」
俺「何?」
絵里「夏休みにまた私に会いに来て欲しいの。あと、毎日電話して欲しい、」
いや、願い2つあるじゃん。
俺「ごめん。無理だわ。」
絵里「なんで!?それくらい聞いてもいいでしょ?!」
すると車から今度はあいつの母親が降りてきて
あいつの母親「それくらいいいでしょうよ!!!!今度またあんたのとこのばあさん家に怒鳴り込みに行くわよ。」
俺「は?なんでそんなこと、」
絵里「お願いだから約束してよ!!!!うああ〜ん!!!!うえーー!!!!!!!!」
ついにあいつは号泣し始めた。
・毎週金曜日にあいつと電話する
・夏休みにあいつに直接会いに行く
この2つが俺があいつと約束したこと。
1から100まで全てが俺のせいだから、親にも友達にもこのことは言えなかった。
そして今に至る、俺は夏休みにあいつの元へ行かなきゃ行けない。行かないと家族が危険な目に合う気がするから。
俺は真面目に詰んでる。
現在進行形なんだよな。このスレに立てた話は。
夏休み、あいつの家に行った時。市にはしないだろうけど、市ぬちょっと手前なことにはなりそうなんだが。
なあ、俺マジでどうすればいい?
誰にも相談できんw
警察って動いてくれるん?
あいつはクラスの女子の悪口を延々と話してくるだが、聞いててまじで疲れる。
読んでくれた人ありがとうございます。
アドバイスには全て目を通しますので、どうか解決策を教えてください。
今はまだいいけど、俺本当に夏休みにあいつの家行きたくない。
まあ少なくとも吐きたくなるような話ではなかったな
ひとまずディズニーでの話聞いていい?
ホーンテッドマンション乗ったの?他なんかディズニーでの印象深いエピソードない?
いや、俺もう吐きたくなるっつうか吐くよマジで。
エピソードか、あんまり印象残ってないけど、あいつはまた赤いヒール履いてきて「足疲れたからおんぶして!!」って言ったことと、飯の食い方がくそ汚かったこと。あとは、インスタにあげたいからって俺の写真勝手にとって「彼氏とディズニーwww」って投稿したこと。1番やばかったのは混雑して乗りたいアトラクションに乗れない時に大泣きしたことかな?
ディズニーにいた時が1番大人しかったと思う。
拉致監禁
なんで通報しないの?
ただ車乗っただけで拉致監禁ってことにはならないと思う。不法侵入は時間経ちすぎて証拠がねえ。
通報しても、すぐには動いてくれないと思う。
家族にあいつと会ったこと知られたくないし、できれば1人で解決したい。
絵里みゃんにはダンマリ決め込んで徹底的に無視して、何かやりそうなら証拠掴むためにおばぁちゃんちに張り込んどくとかどうかな?
来たら、動画回すとか写真撮るとか
ばあちゃん家に張り込みしたいけど、家から遠くて出来んかも。でも、その案はいいかもしれん。
あいつの母親はばあちゃん家の窓ガラス割って証拠もあるのに、なぜけ警察は動かない。
そして俺の家の不法侵入は証拠がない。
動いてくれるのかな?
俺自体、あんまり警察たよりたくない。
腕の傷と中学の卒業証書見せても信じてもらえねえなら、確かに164からしてみれば単なる創作になってしまう、すまない。俺板違いしたかもな、
id添えた紙と写真とるんだよ。
お前マジで初心者かよ
それだけで信憑性があがるのに
まぁもっとも話見てる限りだとみんな「関わらんとこ…」てしてるからみんなして絵里みゃん1家を叩いてくれたり、抑止力にはなってくれそうな感じはしないけどねぇ…
1番は警察が動いてくれる事なんだけど聞く限りだとポリちゃんは力になってくれないもんな、、むずいな
だよな、街全体が田中家を毛嫌いしてるから。
真剣に考えてくれてありがとう。
全然いいよ
逆に解決できるようなレスできなくてごめんね
良い奴だな。
レスくれたの本当に感謝してるから謝らないで欲しい。
夏休みにあいつの元へ行ってケリつけるわ。
全て俺の責任だしもう自分でどうにかする。
夏休みにまた「ばあちゃん家付近で起きた事件:re」作るよ。アドバイスしてくれた人ありがとう。
板違いですまんかった。
結局最初から最後までオカルトじゃなくて境界性パーソナリティのやつに関わった、ってだけだったね
どうしたらいいかは、警察にストーカーとして通報するのがいいんじゃないかな
パーソナリティー障害の人は医者でも治せなくて、
困っている周囲に対処法を教えてくれるだけだから、
たかが高校生がどうにかできると思わないほうがいいよ
基本、逃げるしかできないです
こういう人には関わっちゃいけないの
それは自分のためだけじゃなくて相手のためでもある
千葉で男子高校生が女子高校生に殺された事件があった時は思い出してあげよう
冗談じゃなくて
パーソナリティ障害今調べて見たわ。まさにあいつだった。
俺が死ぬルート想像しないでくれ。
俺死にたない。
言うか言わぬか迷いましたが、お世話になった皆さんには最後にお詫びしたいことがあります。
いくつか皆さんに嘘ついていました。
私は女です。ですがボクシングと剣道をやっているのは事実で、田中絵里の存在も事実です。
つまりは、私が女であること以外は全て事実ということは変わりありません。
スレ民の皆さんは私が女であることを知ったら厳しいアドバイスをして下さらないかなと思い、男の振りをしました。最初は俺という言葉以外はいつものように書いた文なので、やけに丁寧だなと私が女であることを勘づいた方もいらっしゃるかもしれません。
あいつも私も女ですが、あいつは私を恋愛的に好きなんだと思います。ですが私はあいつの事は嫌いなので、スレ民の方にあいつとの関係を断つアドバイスを頂こうと思いました。
この後、私が皆さんのレスに反応できるか分かりませんが、嘘をついていたこと、本当にすみませんでした。付き合ってくださりありがとうございます。失礼しました。
力になれなくてごめんね
絵里みゃんは多分このまま大人しくしてるわけないと思うけど、なんにもないといいね、、、
イッチの無事祈ってるよ
千葉で起きた不法侵入と誘拐未遂は千葉管轄で扱われるし、ストーカー案件ならばあちゃん家で通報した交番とも連携取ってくれるから地方の交番だって動かない訳にいかない。
千葉の最寄り警察署に相談に行っとけ。保険かけとかないと。通報レベルな事が起きない限り親には心配かけたくないから内緒にしたいと言っとくのもあり
女ならなおさら手遅れになる前に対策は講じておかないと
夏本当に行くなら通報するかもしれない事を予め警察に言っておけ
気を付けてね
下手くそが
元スレ:mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1655186122/
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