【報われない話題】イグノーベル賞で表彰されたしょうもない研究を紹介していく

1991年　教育賞
J・ダンフォース・クエール
（当時のアメリカ副大統領）

支離滅裂な発言を連発、国民に科学教育の必要性を再認識させた。

1991年　平和賞
エドワード・テラー
（水爆の発明者）

お互いの国が核武装し、抑止力を持つことで平和が維持されると主張。
我々に新しい平和の意味を説いた。

1992年　美術賞
ジム・ノールトン
アメリカ国立芸術基金

動物のちんこのスケッチを集めた画集を発表しようと画策。
アメリカ国立芸術基金が募集していた、「飛び出す絵本プロジェクト」に応募したら採用されてしまった。

1992年　生物学賞
セシル・ジェイコブソン

不妊治療を行っていた医師。人工授精したいという患者に、
「精子バンクから夫によく似た人の精子をもらってきた」と偽って自分の精子を種付け。患者の女性15人を孕ませる。

1992年　文学賞
ユーリイ・ストルチコフ

ソ連の研究施設の所長。
施設で実験した研究者が論文を出すときに、特に貢献していないのに「共著」として名前を書いてもらっていた。
その結果、1981年から1990年の間に948報、平均すると3.9日ごとに1報以上のペースで論文を書いていたことになっていた。

科学者なのに文学賞ってあたりに皮肉を感じる

1992年　医学賞
ジェイムス・F・ノーラン
トーマス・J・スティルウェル
ジョン・P・サンズ・ジュニア

ファスナーにちんこを挟んでしまった場合の対処法について。
結論は「挟まったところに軟膏を塗ってから、ファスナーのスライド部分をペンチで破壊する。ただし、ペンチを子どもに見せない、ズボンの生地を傷つけないように注意すること」らしい。

1993年　数学賞
ロバート・フェイド

ソ連・ゴルバチョフが反キリストである確率を正確に計算した。（710609175188282000分の1）

1994年　生物学賞
W・ブライアン・スウィーニー
ブライアン・クラフト=ヤコブ
ジェフリー・W・ブリットン
ウェイン・ハンセン

戦場では、後方支援の部隊よりも、前線の部隊の方が便秘になりやすいことを発見した。

1994年　数学賞
南部バプテスト連盟アラバマ教会

もし人々が悔い改めない場合、どのくらいのアラバマ州住民が地獄に行くかを地区ごとに見積もった。

1995年　文学賞
デイヴィッド・B・ブッシュ
ジェイムズ・R・スターリング

アナルから直腸に異物を突っ込んだ事例について研究。
彼らによると「電球、ナイフの砥石、懐中電灯、ばね、かぎタバコ入れ、オイル缶、果物や野菜や食べ物、宝石職人用のこぎり、凍ったブタのしっぽ、ブリキのカップ、ビールグラス」が入っていたとのこと。
ある患者は１人で「メガネ、スーツケースの鍵、タバコ入れ、雑誌」を全部突っ込んでいた。

1996年　平和賞
ジャック・シラク
（当時フランス大統領）

広島への原爆投下５０周年を記念して、核実験を６度も強行した。

完全な皮肉枠での平和賞受賞

1996年　物理学賞
ロバート・マシューズ

「トーストが落下するとき、たいていバターを塗った面が下向きになる」という説を検証。

今では「マーフィーの法則」として有名な話やけどこんときが初出やで

1996年　化学賞
ジョージ・ゴーブル

バーベキューコンロ点火に要する時間の世界記録を更新。木炭と液体窒素を使って３秒で点火した。

1996年　文学賞
「ソーシャル・テキスト」誌の編集者

ある科学者が出版社がろくに知識もないのに雑誌を出版していることをからかうために書いたデタラメな論文を、
まんまと引っかかり、まったく査読せずにそのまま掲載した。

1997年　経済学賞
横井昭裕（千葉、ウィズ株式会社）
真板亜紀（東京、バンダイ株式会社）

数百万人の労働時間を、仮想的なペットの飼育に転換した。

これでニヤッとできるやつはジョークのわかるやつや
年号と受賞者でピンとくるやつもおるんちゃうか？

1998年　統計学賞
ジェラルド・ベイン
ケリー・シミノスキー

ちんこの長さと身長、足のサイズの関係を統計的に分析した。

1999年　文学賞
イギリス標準協会

「紅茶の正しい淹れ方」という規格仕様書（日本でいうJIS規格的なアレ）を6ページにわたって作成。

こちらもさっきの「紅茶の淹れ方」と同じ年の受賞

1999年　物理学賞
レン・フィッシャー

ビスケットを紅茶に漬けて食べるときの最適な方法を計算。

さらにこの研究も99年の受賞

1999年　物理学賞
ジャン=マーク・ヴァンデン=ブロエック
ジョセフ・ケラー

紅茶が垂れないようなティーポットの注ぎ口の形状を計算。

1999年　教育賞
カンザス州教育委員会
コロラド州教育委員会

キリスト教を信仰するあまり、「万物は神が創造した」という創造論に傾倒。
ダーウィンの進化論を小中学校の教科書から削除させた。

1999年　平和賞
シャール・フーリエ
ミカエル・ウォン

南アフリカ・ヨハネスブルクで、自動車強盗を撃退する装置に火炎放射器を採用し、治安の改善に貢献した。

1999年　健康管理賞
ジョージ・ブロンスキー
シャルロッテ・ブロンスキー

出産の補助装置を開発
回転テーブルのような上に妊婦を載せ、高速回転させて遠心力で出産を楽にする、らしい。

この研究の何が１番面白いってアメリカで特許申請出したら通ってしまったってところ。

2000年　医学賞
ウィリブロルト・ウェイマール・スフルツ
ペク・ファン・アンデル
エドゥアルト・モーヤールト

セックス中、および興奮している際のちんこ・マンコのMRI画像の研究。

2000年　平和賞
イギリス海軍

軍事費削減のため、射撃訓練では実弾を使わず「バーン！」と口で叫ばせた。

2000年　経済学賞
文鮮明師
（韓国統一教会の教祖）

集団結婚産業に効率と安定成長をもたらした。
（統一教会によれば、結婚した夫婦は1960年には年間36組だったが、1997年には3600万組(7200万人)になったことになっている）

2001年　生物学賞
バック・ワイマー

オナラの悪臭を炭素フィルターで消臭する下着を開発。

2001年　天体物理学賞
ジャック・ヴァン・インプ
レクセラ・ヴァン・インプ

ブラックホールを研究した結果、地獄が存在するための条件がそろっているということを発見。

>>地獄が存在するための条件がそろっている

？？？？？？？？！！！？！？！

2001年　技術賞
ジョン・キーオ
オーストラリア特許庁

ジョン・キーオが21世紀にもなって「車輪」の特許を出願し、それを認可してしまった。

2001年　公衆衛生賞
チッタランジャン・アンドレイド
B・S・スルハリ

思春期の少年が鼻をほじるのは普通の行動であることを発見。

2002年　平和賞
佐藤慶太（タカラ株式会社社長）
鈴木松美（日本音響研究所所長）
小暮規夫（小暮動物病院常任理事）

犬語翻訳機「バウリンガル」を開発し、異なる種族間の平和と調和を促進した。

2002年　経済学賞
会計操作で粉飾決算を行った企業
（エンロンほか多数）

ビジネスにも、数学の「虚数」の概念を導入した。

2002年　医学賞
クリス・マクマナス

古代ギリシャの彫刻では、左右のキンタマの大小が実際の人間と逆になっていることを発見。

2003年　物理学賞
ジャック・ハーヴェイ、ジョン・カルヴェーノ
ウォーレン・ペインズ、スティーヴ・コール
マイケル・ローレンス
デイヴィッド・スチュアート

あらゆる地面において、ヒツジをひきずり回すのに必要な力を計算した。

2003年　医学賞
エレナー・マグアイア
デイヴィッド・ガーディアン
イングリッド・ジョンスルード
カトリーナ・グッド
ジョン・アッシュバーナー
リチャード・フラッコイアク
クリストファー・フリス

ロンドンのタクシー運転手は、一般人に比べて脳の一部（空間認識能力）が発達していることを証明した。

2003年　境界領域的研究賞
ステファノ・ギルランダ
リセロッテ・ヤンソン
マグナス・エンクイス

「ニワトリは美人になつく」という論文を発表。

2004年　公衆衛生賞
ジリアン・クラーク

いわゆる食べ物を落とした時の、「5秒ルール」の安全性について科学的に検証した。
結論は「たった５秒でも床に落ちた食べ物には細菌が付着しているため、ルールは成立しない」

2004年　工学賞
ドナルド・J・スミス
故フランク・J・スミス

「ヘアスタイル：バーコード頭」を特許として出願し、認可された。

2004年　平和賞
井上大佑（大阪府）

カラオケを発明し、お互いが歌う歌を聴く苦痛を耐えることにより、互いに許しあう新しい形を示した。

2004年　生物学賞
ベン・ウィルソン
ローレンス・ディル
ロバート・バッティ
マグナス・ファルバーグ
ハカン・ヴェステルベリ

ニシンがオナラでコミュニケーションをとっていることを発見した。

2005年　医学賞
グレッグ・A・ミラー

オスの犬が去勢手術後に落ち込むのを防ぐために、犬用の人工キンタマを開発した。

2005年　経済学賞
ガウリ・ナンダ

主人から逃げ出して隠れる目覚まし時計を開発。
多くの人をベッドから引きずり出し、生産的な時間を増やした。

2005年　生物学賞
ベンジャミン・スミス
クレイグ・ウィリアムズ
マイケル・タイラー
ブライアン・ウィリアムズ
早坂洋司

131種類のカエルが、ストレスを感じた時に発する臭いをかぎ分けてカタログにした。

2005年　流体力学賞
ビクトル・ベンノ・メイア＝ロコウ
ヨゼフ・ガル

物理法則にもとづいて、ペンギンがウンコをするときに生じる圧力を計算した。

2006年　鳥類学賞
アイヴァン・R・シュワブ
フィリップ・R・A・メイ

なぜキツツキは頭痛がしないのか解明した。
この発見は、のちに工事現場用ヘルメットにも流用される。

2006年　栄養学賞
ワスミア・アル＝フーティー
ファテン・アル＝ムッサラーム

昆虫のフンコロガシは、ウンコの味にうるさいグルメであることを発見した。

2006年　平和賞
ハワード・ステープルトン

十代以下の若者にしか聞こえない特殊な音を使って店にたむろするティーンエイジャー撃退マシーンを作った。
なお、のちに「十代にしか聞こえないケータイ着信音」を開発されてかえって教師を苦しめた。

2006年　音響学賞
D・リン・ハルパーン
ランドルフ・ブレイク
ジェームズ・ヒレンブランド

なぜ人は黒板をひっかく音を嫌うのか研究した。
結論は「アカゲザルが危険を感知したときの鳴き声と似ているため、本能的に拒絶反応が起きる」のではと推測。

2006年　数学賞
ニック・スヴェンソン
ピアース・バーンズ

集合写真のとき、全員がきちんと目を開けた写真を撮るには何枚必要か、確率論的に計算した。

2006年　物理学賞
バジル・オドリ
セバスチャン・ノイキルヒ

パスタの乾麺を折ると、なぜ2つに割れず3つ以上になってしまうのか研究した。

2007年　医学賞
ブライアン・ウィットコーム
ダン・メイヤー

「剣を飲み込む芸とその副作用について」という論文を発表。

2007年　化学賞
山本麻由

牛糞からバニラエッセンスと同じ成分を抽出した。

2007年　栄養学賞
ブライアン・ワンシンク

内緒でスープが増える皿を使って、スープをつぎ足し続け、人間の食欲に限界があるのか調べた。

2007年　飛行学賞
パトリシア・V・アゴスティーノ
サンティアゴ・A・プラノ
ディエゴ・A・ゴロンベク

バイアグラを投与されたハムスターは時差ボケがはやく治ることを発見。

2008年　考古学賞
アストルフォ・ゴメス・デ・メロ・アラウージョ
ジョゼ・カルロス・マルセリーノ

アルマジロが地中を動き回ることによって古代遺跡、さらには歴史にどのような影響が出るか調査。

2008年　生物学賞
マリー＝クリスティーヌ・カディエルジュ
クリステル・ユベール
ミシェル・フラン

イヌに寄生するノミは、ネコに寄生するノミより高く飛ぶことを発見。

2008年　栄養学賞
マッシミリアーノ・ザンピーニ
チャールズ・スペンス

ポテトチップスを食べる音を流すと、ポテトチップスを食べている人は自分の噛んでいるポテトチップスが
実際以上にかりっとしていると信じることを証明。

2008年　物理学賞
ドリアン・ライマー
ダグラス・スミス

大量の髪の毛や糸などが、勝手に絡まってもつれてしまうことが必然であることを数学的に証明。

2009年　平和賞
ステファン・ボーリガー
ステフェン・ロス
ラース・エステルヘルウェグ
マイケル・ターリー、
ビート・ニュービュール

ビール瓶は満杯のときと空瓶のとき、どちらが頭を叩き潰すのに適しているか検証。

これが平和賞ってあたりセンスを感じる

2009年　医学賞
ドナルド・L・アンガー

60年以上にわたり毎日、左手の関節を熱心に鳴らし、右手は鳴らさずにいたことにより、指の関節炎の原因を研究。

2009年　経済学賞
アイルランドの銀行

小さな国の小さな銀行が急激に巨大銀行へと膨張することができること、
その逆もあることをリーマンショックによって実際に証明。

2009年　公衆衛生賞
エレナ・N・ボドナー
ラファエル・C・リー、
サンドラ・マリヤン

いざというときにはガスマスクとして使えるブラジャーを開発。

2009年　数学賞
ギデオン・ゴノ
（ジンバブエ準備銀行総裁）

1セントから100兆ジンバブエ・ドルまでの幅広い額面の紙幣を流通させ、
非常に大きな数字にも対応できるようになるためのトレーニングをジンバブエ国民に与えた。

2010年　化学賞
BP（イギリスの石油大手）

水と油は混ざらないという古くからの常識を、メキシコ湾での原油流出事故により覆した。

2010年　経済学賞
アレッサンドロ・プルチーノ
アンドレア・ラピサルダ
チェーザレ・ガロファロ

昇進させる人物は、ランダムに選んだ方が組織の効率が上がることを数学的に証明。

2010年　生物学賞
張礼標
譚敏
朱光建
葉建平
洪題宇
周善義
張書義
ギャラス・ジョーンズ

コウモリのフェラチオを科学的に記録。

2011年　平和賞
アルトゥーラス・ズオカス

違法駐車している高級車を装甲車で踏みつぶして問題解決できることを示した。

さてはこの漫画読んだな