【CES2018】Hey Google 、2階建てブースで10年以上ぶりに本格参加?
どうもこんにちわ!unianikiiです。
そんなこんなでよく知らずに書いている「CES2018」なんですが、意外なことが一つありました。
誰もが知っている大企業の「Google」が「CES」に出店するのは10年以上ぶりなんだそうです。
今頃どうして?
その前に「CES」の最近についての記事があったのでご紹介したいと思います。
CES 2018がやってきた。TechCrunchチームはいつもと違う何かを感じている。飽きてきただけかもしれない。何年も続けてこの乱雑な町で人を押しのけて戦ってきた。
CES 2018は過去数年と比べて企業色が強くなったように感じる。Googleが初めて本格的に参加している。2階建てのブースには滑り台もついている。これまでの遅れを取り戻したいのかもしれない。CES 2018でGoogleを見逃すことは不可能だ。
CESは消費者市場の変化と共に変化を続けてきた。今はAppleとAmazonが勝ち、スタートアップは負け始めている。ハードウェアのステートアップは足場を固めるのに苦戦しているがまだ挑戦を続けている。だからここにいる。
ほとんどの企業にとってCES 2018に参加する理由は、ここにいないことを恐れているからのように思える。念のために言っておくがCESはトレードショウであり、主たる目的は企業がバイヤーやパートナーと出会うことにある。報道は二の次であり一般公開もされていない。発表される製品が市場に出回るのは数カ月先で、永久に出てこないものもある。
TechCrunchはCES 2018に送り込む人数を減らし、ステージショウや会場からのライブストリームもやめることにした。われわれはその2つを実施した最初のメディアの一つであり、今回はもっと親密な企画を予定している。会場にスペースは持っているが、広いミーティングスペースの一角なので多くの会社とゆっくり会話することはできないかもしれない。興味があれば立ち寄って予約の空き時間をチェックしてほしい。
イベントの開始は1月9日(火曜日)だが、プレスイベントは今夜(1/7)行われる。John BiggsがCES 2011について書いているように、退屈な時間が始まろうとしている。
参照:TC
なんかネガティブな記事ですね。
イベントして成熟しすぎて「終末の斜陽感」が漂っているような・・・
そんなところへGoogleが初めての本格参加です。
何かありそうな雰囲気ですが、Amazonとのバトルなんじゃないかと思うんです。
ネットサーフィンしながらIT系の記事をななめ読みしていると、どうもGoogleはAmazonが気に入らないらしいですね。
Amazonの「Fire TV」と「Echo Show」からYouTubeを引き上げたり。
事の発端は、Googleが、Amazonが用意したEcho Show用YouTubeアプリが利用規約に違反しているとして使えないようにしたこと。
怒ったAmazonはGoogle系列のスマートホーム企業Nestの一部製品をAmazonで販売停止にして対抗します。
現在Amazonの「Fire TV」では「YouTube」が見られず、Googleの「Chromecast」では「Amazonプライムビデオ」が簡単には見られないという・・・
自社のサービスは自社の機器でっていうことですね。
そんななかで生まれた新しい争いのタネがスマートスピーカーじゃないかと思います。
「Googleアシスタント」と「Alexa」
2017年はスマートスピーカー(AIスピーカー)が日本でもプチブレイクでしたね。
Googleは「Googleアシスタント」という技術を使って「Google Home」というスマートスピーカーを制御しています。
Appleは「シリ」で「Apple HomePod」。
Amazonは「Alexa」で「Amazon Echo」。
ラインは「Clova 」。
2017年のスマートスピーカーの世界シェアはAmazonがダントツ70%、Googleが25%、その他5%だそうです。
Googleが負けてるんですAmazonに!!
しかも大差で!
Googleは「Googleアシスタント」が4億台以上の端末で使われていると謳っていますが、それはAndroid端末に標準で載っているからで、「Google Home」などのスマートスピーカーが売れているわけではありません。
Googleとしては巻き返しを図りたいところですよね。
というわけで作った二階建てのブース。
このブースは「Google Assistant Playground」と名付けられ、Googleアシスタント搭載の新製品や“アシスタントの最新の使い方”を体験できるそうです。
ちなみにAmazonの「Alexa」ブースははす向かい。
まとめ
今回のGoogleの「CES2018」参加は「どうしてもアマゾンに勝ちたい」「Google負けてないし負けたくない!」アピールに見えます。
AIアシスタント分野での出遅れをどうしても取り戻したいというのが本音でしょう。
ちなみに、12月2日に「Google Home Mini」に「Alexa(Amazonの音声アシスタント)って知ってる?」と尋ねたときには「Alexa……」と言ったきり黙り込んだんですが、12月9日の朝にもう一度聞いたら「Alexaですか。すてきな声ですよね」とか「Alexaですか。一度会ってみたいです。お天気の話とかで盛り上がれそうです」とか、なんだか友好的なことを言うようになっています。
一方、Amazonの「Echo Dot」に「Googleアシスタントって知ってる?」と尋ねたら「うわさを聞いたことはあります」とちょっとそっけない。Google Homeについても同じ答えでした。 参照:PCUSER
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